2022

8/26

たねがしま脱炭素・未来ワークショップを開催しました

2022年8月25日-8月27日 種子島(鹿児島県 西之表市、中種子町、南種子町)

Co-learning基盤(研究開発課題2)の研究チームが中心となり、8月26日に「たねがしま脱炭素・未来ワークショップ」を実施しました。ワークショップには種子島在住・在学の中学生、高校生58人のほか、かつてワークショップを経験した種子島出身の大学生7人もファシリテータとして参加しました。ワークショップでは、Co-learning基盤の研究チームが開発している「未来カルテ2050」(産業やエネルギー利用、人口動向など、持続可能な社会のための重要な要素の未来予測)や「カーボンニュートラルシミュレータ」の種子島のデータなどの説明後、小グループに分かれ、未来の課題やその解決のために必要な政策アイデアについて、未来市長という立場から参加者同士で議論しました。参加者たちは、種子島の持続可能な「未来」のために「今」何をしなければいけないかというバックキャスティングの視点から、専門家も交えながら対話を重ね、ワークショップの締めくくりとして、次世代からの種子島の市長・町長への提言という形で多様な政策アイデアを発表しました。

ワークショップの前日と翌日には、本拠点が種子島で実施している実証試験施設の見学が行われ、地域の産業と実装されつつある技術について地域内外の人たちが学び合うCo-learningが実践されました。

たねがしま脱炭素・未来ワークショップ グループワーク 種子島実証試験施設視察